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フェンシング日本代表からM&Aアドバイザーへ!「ゼロからのスタート」を力に変える成長の軌跡

フェンシング日本代表からM&Aアドバイザーへ!「ゼロからのスタート」を力に変える成長の軌跡

幼少期からフェンシングに打ち込み、日本代表として海外の大会でも活躍した加藤さん。大学卒業後、次なる人生の舞台として彼が選んだのは、スポーツの世界とは全く異なる「M&A仲介」の業界でした。なぜ日本代表という輝かしいキャリアの先にM&A総合研究所を選んだのか。彼の根幹を成す印象深いエピソードを中心に、若き実力者が圧倒的なスピードで成長し続ける軌跡に迫ります。

優秀な人材と正当な評価を求めて。フェンシング日本代表からM&Aアドバイザーへ

―フェンシングを始めたきっかけと、学生時代のご活躍について教えてください。

小学校の頃、父の影響でフェンシングを始めました。地元の岐阜県で競技に打ち込み、中高の部活動で日々汗を流しました。父がコーチだったこともあり非常に熱心に指導いただいたおかげで、大学はフェンシングの強豪校・中央大学へと進学しました。中央大学のフェンシング部は非常にレベルが高く、オリンピックでメダルを獲得するようなトップレベルの先輩や同期に恵まれる素晴らしい環境でした。私自身も、インカレで団体2連覇を果たし、個人でも2位という成績を収め、日本代表として海外の大会に出場するなど、持てる力をすべて出し切り、充実した競技生活を送ることができました。

―なぜスポーツの道ではなく、M&A仲介業界に就職する道を選んだのでしょうか?

インカレ優勝という有終の美を飾れたことで、フェンシングに心残りすることなく就職の道を選択できました。プロ選手になりたいとは思わず、社会人として全員が同じスタートラインに立てる「新卒入社」のタイミングで、新しいフィールドに挑戦したいと考えていました。就職活動で私が最も重視したのは、「優秀な人がたくさんいる業界で、努力した分だけしっかりと評価される環境」でした。大学の先輩がM&A仲介業界で活躍されていたこともあり、最も優秀な人材が集まり、個人の成果が正当に評価されるこの業界に的を絞りました。その中でも若手にも大きな裁量が与えられ、お客様のために使える時間が圧倒的に多い点に惹かれ、弊社に入社を決意しました。

「本当になにもできない」事実からの出発と、1ヶ月の圧倒的吸収

―入社して最初の1ヶ月を思い返して、難しかったことはありますか?

学生時代は部活動と寮、ジムの往復という生活でアルバイトもしていなかったので、社会人としての基礎において本当になにもできないという事実が目の前にありました。どうやって提案すればいいのか、何を話せばいいのか、全く分からないゼロからスタートしました。ただ、最初の1ヶ月間で、会社のすべてが自分にとって吸収しやすい環境だと身をもって感じました。先輩方の面談に同席させていただき、その内容を一言一句文字起こししたり、蓄積されている先輩方のモデルケースを徹底的に確認したりすることで、ノウハウをどんどん自分の中に取り込んでいきました。一番難しかったのは面談です。最初は「何を話せばいいんだ?」と戸惑うことも多く、自分が喋りすぎてしまうなど、実践を通して一つひとつ壁を乗り越えていきました。

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―最初のアポイントや受託を取るまで、どのようにモチベーションを維持し、工夫されましたか?

全く結果が出ない時期もありましたが、頭を使ってアプローチすれば必ずアポイントは取れるという明確な確信があったので、焦りはありませんでした。フェンシングの練習で培った「分析し、戦略を立てる」思考法を活かし、先輩方からいただいたアドバイスをもとにさまざまな企業様の経営状況を詳しく分析しました。「譲渡意欲が顕在化している層」「盛んに情報収集している層」「社会的影響力の大きい層」など、バランスを考えつつ自分なりのポートフォリオの作り方を徹底的に考え抜いたことが奏功し、配属初月でアドバイザリー契約を獲得することができました。

生きた知識の吸収と、同期との切磋琢磨

―財務や法務の知識は、日々の業務の中でどうやってキャッチアップしましたか?

机に向かって一人で専門知識を習得するというよりも、会社の方々とプライベートでも多くの時間を共にし、日々の会話ベースで生きた知識を教えてもらうことが最も多かったです。当社の先輩方は本当に面倒見が良く、素晴らしい実績を持つ方がたくさんいらっしゃいます。会話の中で「あの場面ではこういう財務的アプローチが有効だった」といった実践的な知識を自然と吸収できるため、非常に効率よく成長することができました。

―同期とご自身を比較することはありますか?

同期のメンバーが先に結果を出したとき、当然悔しさはありましたが、それ以上に、自分もしっかりやらなければと気持ちが大きく引き締まったことの方が大きかったです。また、成果を上げた同期が人一倍努力していることは知っていたので、心からの「おめでとう」という気持ちと納得感がありました。


周囲の先輩方に手厚くサポートいただいたおかげで、やるべき正しい行動は見えていたので、「何が合っているのか?何が間違っているのか?」と自問自答する状況にはならず、前向きなエネルギーに変えることができました。あとは自分の戦略を信じて突き進むだけだと思っていました。

「総研さん」ではなく「加藤さん」と呼ばれるために。

―加藤さんがプロとして強い自覚を持ったのは、どんな時ですか?

現在、M&Aが広く認知されてきたことで、経営者様は他社様を含め多くの経験豊富なM&Aアドバイザーとお会いされています。競合他社様も非常に熱意を持って素晴らしい提案をされる中で私を選んでいただくためには、私自身がお客様にとって「最も最適なM&Aアドバイザー」であると思っていただかなければなりません。その中で、お客様から「M&A総研さん」という会社名ではなく、「加藤さんにお願いしたい」と個人名で呼んでいただいたときに、強い自覚と誇りを感じました。

―「このアドバイスがなければ、今の自分はない」と思えるような、先輩からの言葉はありましたか?

質の高い資料を作成できるようになったことが、私にとって最大のブレイクスルーでした。入社当初から同部署の先輩方から隣に座っていただき、「こういう調べ方をして、こういう見せ方をするんだ」と徹底的に教えていただきました。美しく、説得力のある資料は、譲渡企業のオーナー様はもちろん、譲受企業様を含めた皆様から信頼いただくために必要不可欠です。「これだけの価値を提供できる」と視覚的に納得していただくことで自信にも繋がり、面談でのコミュニケーションも飛躍的に向上したと思います。 

初成約の喜びと、次なる高みを目指すモチベーション

―そもそも、新卒入社からわずか1年半という短期間で初成約を迎えるのは、業界的にもかなり異例のスピードですよね。

正直、最初は知識も経験も不足しており、目の前の業務をこなすだけで精一杯でした。

転機となったのは、先輩方の案件への向き合い方を間近で見たことでした。単にスキームを組むだけでなく、お客様が人生をかけて築いてきた会社の『想い』に誰よりも寄り添っている姿に衝撃を受けました。お客様に伴走者として認めていただくためにも、業界研究や課題の深掘りに泥臭く取り組み続けました。


その結果、徐々にお客様から信頼を寄せていただけるようになり、入社1年半というタイミングで成約までお手伝いできたと感じています。ただ、この成約は自分一人の力ではなく、常に的確なサポートをくれたチームの支えがあってこそです。

―初成約した時の感情と、学んだことを教えてください。

成約した瞬間は、「やっと結果を出せた」という安堵感よりも、次を見据えて着実に成果をあげていきたいと引き締まる思いが強かったです。ご支援した企業様ならではの課題に直面することもありましたが、それらを一つひとつ丁寧に紐解いていく過程は、何にも代えがたい学びになりました。


特にディールの終盤になると、そのお客様ならではの具体的な課題が出てきます。M&Aの知識自体は身につけていたつもりでしたが、個別の課題が出てきたときに最適解がわからず「まだまだ自分の知識が足りていない」と痛感しました。そうした場面で先輩方に助けていただき、無事にお客様を最善のゴールへと導くことができました。自身の伸びしろを明確に認識できた、非常に価値のある経験でした。

―現在では新人社員の研修も担当されていますが、どのような先輩でありたいですか?

後輩が入社したことで、もっと成長しなければならない、と感じています。ただ、プレッシャーというよりも新たな原動力ができた感覚で、彼らの活躍は大きな刺激になっています。また、中途入社の方々の研修も担当していますが、年齢や社歴といった壁は一切なく、フラットに切磋琢磨できる環境だと感じています。私自身が先頭に立って培ってきたノウハウを惜しみなく伝えていきたいと思っています。

―最後に、M&Aアドバイザーという仕事にのめり込む理由と、今後の目標を教えてください。

私がこの仕事に心の底からのめり込める最大の理由は、自身の努力と成果が、お客様の幸せと自身の市場価値の向上の2点にダイレクトに還元されるからです。入社前は自分自身に大きな期待を抱いていましたが、実際に飛び込んでみると、想像以上に難易度が高く、奥深い仕事だと感じています。まだまだ学ぶことはたくさんありますが、フェンシングで培った「高い目標に向かって最後まで諦めない精神力」と「常に思考し続ける戦略性」を武器に、これからも一切の妥協なくお客様に向き合っていきたいです。より多くのお客様の未来を輝かせ、日本の経済にインパクトを与えられるよう、さらなる高みを目指して挑戦し続けます。 

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編集後記

「頭を使って戦略を立てる」「ポートフォリオを構築する」といったアスリートならではの知的アプローチを見事にビジネスへと昇華させている加藤さん。同期の成功を素直に称えつつ自らの糧とし、先輩からの教えを吸収して信頼を獲得してきました。一切の言い訳をせず、常にポジティブに自己研鑽を続ける加藤さんが、今後どれほど多くの企業を救い、日本経済に活力を与えていくのか。彼のさらなる飛躍から目が離せません。